20年間の実習を経て移住し、不耕起栽培を実践
建川保徳さん、かぐみさん
ご主人の定年を機に、西東京市から移り住んだ建川さんご夫妻。「もともとは私が、福岡正信さんの著書『自然農法 わら一本の革命』を読んで有機農業に強く惹かれたんです」と妻のかぐみさん。姉が小川町の有機農家の野菜を購入していた縁で、週末を利用して小川町まで農業実習に通うことに。「その生活スタイルを20年間続けました」とご主人の保徳さん。
念願の移住後は、不耕起栽培を貫く。「土を耕さず、取った雑草や馬糞を熟成させた堆肥を苗の周囲に積み重ねていくんです」(保徳さん)。小川町でも実践する人が少ない農法だが、町のBIO認証を取得し、微生物を豊富に含む優れた土づくりに成功していることを証明した。
「土に害を与えない循環型の農業ができていることが何より幸せ」とかぐみさん。収穫した野菜を直売所に出すようになって数年。購入してくれる人の存在が、2人をますます誠実な野菜づくりへと駆り立てる。
建川さんのお野菜を買うなら
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JA直売所 など