主穀物の栽培面積ナンバーワン
不耕作地を活用した農業を営む
関口 豊さん
米、大豆、小麦の栽培面積は小川町最大の18ヘクタール。トラクターや田植え機から、コンバインや乾燥機まで、大型農機具を駆使し、たった一人で農業を営む関口さん。ここまでの設備が整えられるのは、代々続いてきた農家の強みだ。不耕作地が年々増えるなかで、「年配の農家さんにうちの畑も頼むって言われるとついつい引き受けちゃって、女房に怒られてるよ」
小麦は、専属の契約農家として「麺工房 かたくり」に出荷し、甘みと粘りのある昔ながらの田舎うどんに。大豆は、枝豆の時期になると「高見枝豆まつり」を開催し、地域内外の人たちに格安で振るまっている。「百姓は、収穫の時期にあちこちで喜んでくれる人たちがいて、やりがいがある。やっぱり楽しくなくちゃ続かないからね」と朗らかに語る。その喜びの連鎖で、小川町の美しい風景は育まれている。
関口さんのお米・小麦を食べるなら
-
麺工房かたくり